ソウルに所用があったので、ついでに連休に家族で行って来ました。中部国際空港からソウル往復は有効期限がなくなったおかげで使えたデルタ航空のマイレージで。と言っても燃料サーチャージと空港税は自腹ですが。
今回宿に選んだのは、景福宮(ギョンボックン)と世界遺産チャンドックン(昌徳宮)との間にある北村(プッチョン)という地区にある韓家(ハンオッ)。韓家というのは、韓国の伝統的な家屋のスタイルで、オンドルと棟を備えた独特な構造の家のこと。
これが中庭ですが、左と右の戸のすぐ内側がオンドルの付いた部屋。趣はありますが、この薄い戸を1枚隔ててすぐ外気ですし、戸は外側へ観音開き。出入りのために冷気が入りこみ、暮らすのにあまり快適とは言えません。寝る時は戸を締め切って出入りしなければ、部屋が狭い分だけすぐ温まりますが。
これが寝具。日本の畳の部屋のように、蒲団が畳んで置かれています。掛け布団の色使いや、枕(下に落ちている紅色のもの)は典型的な韓国風色合い。
トイレやシャワーは室内になく、一旦中庭に出てから行かなくてはなりません。風呂はありませんが、トイレ・シャワー室の電気のスイッチを入れておくと、ここにもオンドルと言うか、床暖房と言うか、が入る仕組み。冬場はシャワーを浴びる少し前にスイッチを入れておかないと凍えます。
近所に韓国式銭湯はありますが、夜8時過ぎに行ったら既に閉まっていました…
コメント
“韓国で韓家に泊る” への1件のコメント
[…] 北村の宿に荷物を置いて、近所の店で腹ごしらえ。メニューは全部韓国語。 […]