犬山市の木曽川沿いの山の中に、もみじ寺として知られる、継鹿尾観音 寂光院(公式ホームページ)があります。秋、紅葉の頃になると沢山あるモミジが一斉に色づき、観光客の数も膨大になる人気スポット。2020年11月17日、平日に出かけましたが、それでもそれなりの人出。
寂光院のある継鹿尾山(つがおさん)は、寂光院から東海自然歩道をたどって登れる山。ハイキングに絶好の場所で、本当の目的はハイキング。寂光院はおまけなのですが、取りあえず有名な場所なのでブログで取り上げておくことにしました。継鹿尾山への登山道と、東海自然歩道ハイキングは別ページで取り上げます。
犬山遊園駅から
寂光院の最寄りの駅は、名鉄の犬山遊園駅。ここから徒歩で20分ほどでしょうか。木曽川沿いの道を歩きますが、歩道は幅が細く、場所によっては歩道がないような、あまり歩くのには適さない道です。東海自然歩道を通ればこの車道は避けられますが、遠回りになります。
木曽川の風景そのものもなかなか美しいです。さすが日本ラインと呼ばれるところ。ただ、対岸に新興住宅地が見えたりとか、ちょっと人工物が目に入り過ぎかなあ。
寂光院へ
入り口は、駐車場を求める車で混雑していますが、徒歩の人はさっさと通り過ぎて、案内に従い、山道のような歩道を通ります。少し登ると寂光院の入り口に着きます。紅葉はそこそこきれい。
ここから、かなりの段数がある石段の道をひたすら登ります。この間は、小さなケーブルカーのようなものも設置されていて、体力のない人は利用することができます。
いい加減疲れたかな、というあたりで、寂光院の本堂などがある場所に着きます。こちらが紅葉の本番。本堂は国指定の有形文化財。この寺には重要文化財や国宝は残念ながらありません。
こちらは寂光院の弁天堂。
現在残っている建物はここに集中していて、建物自体も大きくはありませんから、すぐに見て回れます。