今日はバロンダンスを見物。朝9時半開演ですから、夜やることが多い、他の伝統芸能と比べると子どもと一緒に行きやすい。ただ場所は、デンパサールからもウブドゥからも少し距離があるところなので、足がないと行きづらいですね。観光客向けの公演だから、もう少し町に近いところでやってもよさそうなものだけど、不思議。
バロンというのは善を象徴する動物。獅子舞の原点を見るような感じ。考えてみると、日本の神社に獅子舞があって、狛犬があるのはちょっと不思議。どちらもライオンだし、アジア各地に似たようなものはあって、どうもヒンドゥー教が原点だし。神道が日本古来のもの、というのはひょっとして違っていて、昔々にヒンドゥー教の影響を受けているんじゃないのかな。
それはさておき魔女が登場。
それはともかく、バロンダンスの結末は、悪を象徴するランダとの戦いになって、決着がつかないまま終わるという、勧善懲悪とは全く違うストーリー。魔女も途中で成仏?を選んでしまうし。
バロンダンスの写真はこちらにもあります。