グレートバリアリーフは遠かった

今日はケアンズ滞在10日目くらいにして初めての海。大きな船に乗ってグレートバリアリーフまで出かけます。グレートバリアリーフと言うのは、沖縄のサンゴ礁のように島のすぐ外側を取り巻いているものとは違い、オーストラリア本土とは数十キロ離れています。そこまで行く船も結構大型です。

グレートバリアリーフ

これがグレートバリアリーフまで行く船。わかりにくいですが、揺れを抑えるために双胴船になっています。

ところがこの日は、と言うか、この季節は、天気は良い代わりに風が強く、波が高いのが特徴だそうで、この日の波の高さも2メートル以上。「揺れます」とは乗船してすぐ言われましたが、沖に出るに従い、大変な揺れ。

乗り物に酔いやすい次男がダウンして船尾で袋の中にゲロゲロやっているのを介護していたら、ベビーカーに乗せておいた末娘がその間に、服の上にやってしまい、大混乱。

でも船のクルーは慣れたもので、使い捨て手袋をはめっぱなし、ティッシュボックスを持ちっぱなしで、大勢の船酔い客の介護にあたっていました。

1時間半の苦難を乗り越えて着くのは、グレートバリアリーフに設けられた浮き桟橋のようなポンツーンと呼ばれる施設。下の写真はお隣のポンツーンです。

ポンツーン

この上に、ダイビングやシュノ―ケリングの用具、更衣室、グラスボートの発着場や、その他の施設が揃っています。昼食をはさみ、この周辺でアクティビティを楽しむわけです。

ポンツーン到着後、ウェットスーツを着込んでガイド付きのシュノ―ケリングに参加。

ウェットスーツ

ところがこの後、水に入る段になって、次男がリタイア。初めての経験でしたが、足ひれを付けるためのプラットフォームが半水中で、彼の背には既に深く、波も荒かったので怖かった模様。次男はこの後昼食後にママと一緒に再チャレンジして、ちょっとだけシュノーケルで水の中を覗くのに成功しました。

シュノ―ケリングを楽しむのはこんな感じ。ただし我が家のメンバーはこの中には入っていません。

シュノ―ケリング

実は僕自身は15年ほど前にグレートバリアリーフでダイビングのライセンスを取っているのですが、今回は家族旅行。子どもたちがもう少し成長したら一緒に楽しみたいものです。

そして最後は、この日子どもたちの船酔い処理や子守に追われたママの出番。一人でぷかぷか浮き、水の中を覗いてご満悦の様子でした。

ママのシュノ―ケリング

結論を言うと、グレートバリアリーフのポンツーンへの船旅は、10歳以上向き。往復に時間がかかりますから、その間海が荒れたら大変。また、シュノーケリングができないと、グラスボートなどに乗るしかありませんが、それだと沖縄の海でもできるアクティビティかな。自分の体で体感できる体力ができてから楽しめる場所だと思います。

なお、利用したのはリーフ マジック クルーズです。


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“グレートバリアリーフは遠かった” への2件のフィードバック

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