イースター島へのフライトは2ルートあります。タヒチのパペーテ経由と、チリのサンチャゴ経由です。
イースター島へツアーではなく、自力で行きたいと思った時に調べなければならないのがフライト。これがなかなか一筋縄ではいきません。
タヒチからのフライト
タヒチのパペーテからのフライトは週一便、チリのLATAM航空が飛んでいます。LATAM航空は以前はJALと同じOne Worldに加盟していましたが、2024年現在どこのアライアンスにも加盟していません。つまりマイレージは貯まらないし、使えないということですね。
タヒチからイースター島を往復することを考えると問題が二つ。一つはイースター島で最低一週間滞在しなければならないこと。もう一つはどうやって日本からタヒチへ行くか、です。
タヒチとイースター島の間のフライトは、レギュラーフライトは週一便ですから、次のフライトまで一週間イースター島に滞在しなくてはなりません。よほどのモアイファンか考古学や遺跡に興味のある人なら大丈夫ですが、単に「モアイを一度見たい」くらいですと、時間を持て余してしまいそうです。
ただし、年に数回タヒチからタヒチヌイ航空がイースター島へチャーター便を飛ばすそうで、それを利用したツアーに入れば滞在期間を短縮することは可能です。ただし、自分が行きたい時に行けるかは大きな疑問です。
日本からタヒチへは、エアタヒチヌイの直行便が運行している…時もあります。2024年のケースだと、成田とパペーテの間に日本の冬季は週2便運航する一方で、夏季は運休。つまり日本の夏休み期間には使えません。
直行便以外だと、経由地としてニュージーランドのオークランド、ロスアンゼルス、そしてパリのシャルルドゴール!あとはハワイのホノルルでしょうか。この内、距離などを考えて現実的なのはホノルル経由かオークランド経由ということになります。
サンチャゴからのフライト
チリのサンチャゴからイースター島(スペイン語名だとパスクワ島)はチリの国内線になります。LATAM航空一択です。この路線は毎日一便か二便あるようです。こちらを参照してください。
毎日フライトがあるということは、非常に旅程が組みやすいということですね。島内2泊でも3泊でも、自分の都合に合わせることができますから。
では日本からチリのサンチャゴにどうやって行くか?これは北米ルートと、オーストラリアのシドニーを経由するLATAM航空のルートの二通りがあります。
北米ルートは成田からバンクーバーへ飛び、そこからトロントで乗り換えて、サンチャゴへ入るルートが最安値ですが時間がかかります。カナダでも少し滞在すると良いかな。時間的に速いのはロスアンゼルス経由です。
結局イースター島へ行くには?
タヒチヌイ航空がイースター島へチャーター便を飛ばす時に当たれば、それが一番かもしれません。でも、自分が行きたいときに行き、滞在したいだけ滞在することを考えると、サンチャゴ経由がベターですね。
格安航空券のある区間を組み合わせると、日本からイースター島へのパッケージツアーに入るよりも安く済むと思います。
ちなみにイースター島内では現地のツアー(多分英語かスペイン語)に入ることができます。例えばこちらとか。宿も含まれているのはお得。
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